アラフォー事務リーマンの雑記

つらつらと思いついたことを書いていきます。

東京のヴェルサイユ宮殿

私は近代の西洋建築が好きである。

その良さは、シンプルにかっこよさを追求していることである。

 

城の天守閣なども分かりやすく派手さや大きさを追求したのかもしれないが、
日本人として暮らしていくうちに様式は見慣れた当たり前になってしまっている。
ひたすらに見た目の格好良さを追求したあまり見ない建物が
新鮮でかっこいいのだろう。

 

機能性と効率性を重視した現代的な建物とは、
かっこよさ重視の度合いで違うと考える。

 

そんな日本の西洋建築で一番好きなものは何かと聞かれたら、
迎賓館赤坂離宮と答える。

派手さと格好良さに全振りした建物である。
行ってみた感想は、日本のヴェルサイユ宮殿
(ちなみにヴェルサイユ宮殿に行ったことはない)

外観はこのように分かりやすく派手であるが、
内装は、それ以上に素晴らしい。

 

内装の写真は撮影禁止だったので公式HPに譲るが、
朝日の間、彩鸞の間、羽衣の間、花鳥の間と大きな部屋がある。
それぞれベクトルは異なれど非常に派手で圧倒される空間なのは同じである。

www.geihinkan.go.jp

 

壁、天井、床とすべて派手なもので取り囲まれるので、
受ける衝撃は、庭で外観を見た時よりも大きい。

 

もともとは、赤坂離宮の名の通り、皇太子の居所として、
1909年に建てられた。
それから紆余曲折を経て、
1974年より政府が国賓をもてなす施設となった。
ゆえに、迎賓館の名がついている。

 

そして、2016年4月より、公用で使われていないときは
一般公開されるようになった。

私は2018年に行ったが、前述の通り、大きな衝撃を受けた。
近いうちに、スカイツリーや東京タワーなどに並ぶ
東京の観光名所になるのではないかと思った。

 

2022年現在、まだそこまでの知名度とはなっていないが、
遠方から東京に来る方がいたら、
心の底からお勧めしたい施設である。