長寿寺 足利尊氏ゆかりの寺を訪れる
前回の記事で書いた明月院に行った後、長寿寺を見にいった。
最寄りは北鎌倉駅で、徒歩10分。
明月院からも歩いて10分程度でついた。
長寿寺は毎年、期間限定で公開される。
開いているのは、4~6月と10、11月の5か月だ。
しかも、その期間でも拝観ができるのは、金土日と祝日のみである。
さらに、雨天中止だ。
拝観の機会は限られている。
長寿寺は、足利尊氏ゆかりの寺として有名である。
尊氏の邸宅跡に建てられた。
そんな足利尊氏ゆかりの寺を見ていく。
道路に面した看板(?)で、いきなり足利尊氏ゆかりをアピールしている。
境内に入り、まず尊氏の墓を目指した。
墓を見にいく途中に建っていた。
供養塔。遺髪が納められている。
尊氏は一介の御家人から征夷大将軍まで上りつめ、室町幕府を開いた英傑。
本堂裏庭園
庭園から本堂と書院を臨む。
本堂と書院はつながっている。
本堂
本堂の釈迦如来像
書院から見る枯山水
書院
広々とした和室
訪れた日は、満開の時期とは少しズレていたようだ。
静寂とした空間に広がる枯山水と大きな和室。
長寿寺は、足利尊氏や南北朝時代が好きな人や、静かに寺や庭を楽しみたい人にとっては、行って損のない場所だろう。
あるいは「明月院まで来たし、せっかくだから他のところも行きたい。でも、建長寺や円覚寺は行ったことあるしなあ。」という人にもおすすめの場所だ。