アラフォー事務リーマンの雑記

つらつらと思いついたことを書いていきます。

日枝神社 南参道のエスカレーターと菊一文字則宗

 

前回は神田明神を見にいった。

次は、もう一つの東京十社日枝神社を目指す。

 

末広町駅に向かい、銀座線に乗る。

溜池山王駅でおり、そこから歩く。

 

日枝神社の最寄り駅は、千代田線の赤坂駅か、南北線・銀座線の溜池山王駅

電車からおりても、最寄りの出口まで、だいぶ歩いた。

 

 

 

最寄り出口からは徒歩3分。

すぐに南参道が見えてきた。

白い鳥居が美しい。

整備された階段の参道のわきには、なんとエスカレーターがある。

 

 

のぼりやすく整備されている。

バリアフリー

 

神田明神で歩いて疲れたので、エスカレーターでのぼる。

 

 

参道は橋のようになっており、下を道路が通っている。

 

階段も整備されていて、エスカレーターもあり、現代的な印象を受ける。

しかし、無粋ではない。

むしろ、白を基調とした気品を感じた。

 

最近はこの南参道からのぼる人が多く、メインのルートになりつつあるようだ。

一応、表参道は別にある。

 

 

境内に入る。

 

日枝神社

1478年に太田道灌が、川越山王社より勧請する。

1590年に江戸に移封された徳川家康が、江戸城の鎮守とした。

 

家康・秀忠・家光の代になるにつき、領地が増えていった。

だが、1657年に明暦の大火で社殿が焼け落ちてしまう。

そして、1659年の復興で現在の土地に建つようになった。

 

主祭神は、大山咋神(おおやまくいのかみ)。

比叡山の地主神である。

後に最澄が、比叡山天台宗の拠点にして、大山咋神を守護神とした。

そのため、日枝神社も全国に広がることになった。

 

 

 

 

拝殿

東京大空襲で焼失した。

1958年に再建。

銅の天井が特に美しい。

 

 

拝殿に参拝。

奥が暗い中、うっすら光ってとても神秘的。

幽玄を感じた。

 

 

 

回廊

 

 

 

宝物殿

日枝神社に収蔵されている宝物を展示。

祭りの人形や徳川家康徳川家光の朱印状などがある。

 

一番多いものは太刀。

6月と7月は、刀剣特別展だったようだ。

 

特に有名なものとして、菊一文字則宗が置いてある。

後鳥羽上皇に仕える刀鍛冶の筆頭・則宗が製作した。

国宝。

傑物・後鳥羽上皇沖田総司、瀬田宗次郎に思いを馳せて鑑賞。

 

 

 

私は南参道から入ってきた。

表参道から入ると、写真のように神門を通して拝殿がみえる。

 

 

 

表参道は、南参道とは違い、階段のみ。

ここから拝殿を通り、摂社へ向かう。

 

 

 

山王稲荷神社(左)と八坂神社・猿田彦神社(右)

左の山王稲荷神社は、東京大空襲で唯一焼けずに残った社殿。

 

摂社を見たので、退出する。

 

 

 

 

稲荷参道

赤い鳥居が続く。

テンションが上がる。

 

私は稲荷参道を使って、外に出た。

稲荷参道と入ってきた南参道、先ほどあげた表参道以外にも、もう一つの稲荷参道、西参道、裏参道(女坂)がある。

 

6つも参道があるのも珍しい。

 

日枝神社は、白い鳥居が美しく、拝殿も優美である。

現代的な美しさを持った神社である。

 

さて、ここで終わらない。

 

ここから赤坂氷川神社へ向かう。

そちらも東京十社だ。

(続きます)