オートファジーと糖質制限
私は、朝食を食べない。
ここ2年続けている生活習慣だ。
水とコーヒーを飲んで、朝食は終わりである。
そもそも朝はずっと食欲がわかなかった。
かつて食べていた時も、義務として取っていた。食べたいと思って、朝食を食べたことほとんどないはない。
私の場合、起きてから3,4時間はしないと食欲が出てこないのである。
最近は食べる頻度を抑えるオートファジーが流行である。
下記の本で、その理屈や実践する手法が挙げられる。私は感銘を受けた。もともと食べたくないものに、肯定する理屈が加わり、一切食べなくなった。
オートファジー書の趣旨は、以下の通りである。
そもそも食事は、内臓にとって非常に負担となる行為である。
数時間におきに消化器官をフルで働かせるのは、過剰すぎる負荷となり、栄養の吸収や老廃物の排出がうまくいかなくなる。
空腹時間を設けて、内臓を休ませようとするのが第一の理由だ。
もう一つは、体内のエネルギー生成である。
長い空腹時間があれば、その間は外からエネルギーが入ってこなくなる。身体がその間にもなんとかエネルギーを得ようと、体内の脂肪や老廃物を燃やしだす。それが体にいいということだ。
前著では、具体的に毎日16時間の空腹を提唱している。
8時間の睡眠とセットにして、寝る前4時間、起きた後4時間を食べなければ達成できるとしている。
実際にやってみて驚いたことは、そこまで辛くないことだ。
軽い空腹感は感じても、食べたくて仕方ないとまではならない。
この空腹感こそ、健康のもとと捉えると、快感ですらある。
一年間、継続できている。
最近は、それに加えて、特別なイベントがなければ、休日は一日一食で過ごしている。
平日でも昼食を抜くことがたまにあるので、一週間に食べる食事の数は、12回程度である。必ず一日3食を食べる人は週21回食べることになり、その人比べたら、4割以上少ない。
身体の中で、オートファジーが効きまくっているかもしれない。
ちなみに、昼食については、糖質を取らないようにしている。
いうまでもなく、ダイエットのためである。
免疫を鍛えるために、納豆とキムチを食べる。
他には、サラダチキン、野菜、豆腐などを食べて、糖質のあるものは避けている。
基本的に糖質を食べるのは夕食だけである。
そこでは、米がロカボ炊飯器で炊かれたものであることを除けば、好きなものを好きなだけ食べている。
朝食はなるべく抜く。昼食はご飯を半分にする。
このように、どんどんエスカレートしていって、今のスタイルに落ち着いた。
これで風邪などひかずに健康に過ごせている。
30半ばでブクブクブクと太って行き、ヘビー級の体重にまでなってしまった。そのピークから14キロ落とすことができた。
最近は、行きすぎて、会社の先輩が朝食にサンドイッチを食べているのを見て、「朝ご飯を食べているうえにあんな糖質まみれのものを・・・」と勝手に感じて、気持ちが悪く感じてしまった。
スタンスは人それぞれなので、それは良くないと自分に言い聞かせている。
オートファジーや糖質制限がどこまで医学的にエビデンスがあるのかは分からない。
ただ、今のところは風邪をひかずに元気に過ごせている。
その上、増えた体重を落とすこともできたので、当分はこのまま続けたい。
できたら後3キロ落として、膨らんだBMIを完全な標準にしたいと思っている。