アラフォー事務リーマンの雑記

つらつらと思いついたことを書いていきます。

増上寺 巨大なる徳川家の菩提寺

 

神田明神日枝神社赤坂氷川神社にいった翌日、また都内に用事が出来た。

 

午後3時には解散予定になり、時間ができそうだった。

なので、前日に引き続き、東京十社へ行こうと思った。

 

今回選ばれたのは芝大神宮。

 

 

だが、ちょっと待ってほしい。

 

芝大神宮のそばには、とても有名な史跡があるではないか。

 

それが増上寺

徳川将軍家菩提寺だ。

 

立ち寄ったことはあっても、じっくり見たことはない。

いい機会なので、行ってみよう。

 

 

 

 

浜松町駅でおりて、増上寺へ向かう。

 



向かう途中で、道路の上に門がある。

 

これが大門。

かつては、ここに増上寺の総門があった。

 

明治政府によって、増上寺の土地が大量に召し上げられなくなってしまった。

その後、1937年に、かつての1.5倍の大きさで再建された。

 

 

 

道路の上に、古風な門があるのは、なんとも面白い。

 

大門から、少し歩くと、今の入り口が見えてくる。

 

 

 

 

 

三解脱門

1622年に建立。

とても巨大だが、朱と黒が端正に整っていて美しい。

 

むさぼり、いかり、おろかさの三つの毒から離れ、極楽浄土に入る心をつくる門。

釈迦三尊像と16体の羅漢像が二階に安置されている。

 

この三解脱門は2022年10月1日から11月27日までの期間、11年ぶりに一般公開される。

見たい人はぜひ、この機会に見て欲しい。

私も、あらためて行きたいと思う。

 

 

 

三解脱門より境内に入る。

 

増上寺は、もとは真言宗の寺院で「光明寺」といった。

1393年に浄土宗の寺院に改宗して、名前も「増上寺」と改めた。

徳川家康が江戸に移封されたのち、江戸の整備のため、1598年に現在の土地に移転された。

家康の帰依を受け、葬儀は増上寺で行うことが、家康の遺言だった。

 

以来、徳川将軍家菩提寺として、発展を遂げる。

15人の将軍のうち、6人の墓所がある。

 

寺の領地は一万石。

3000人の修行僧が常にいる盛況ぶりだった。

明治政府によって大量の境内地が召し上げられた今でも、とても大きく広い。

 

 

 

 

 

 

大殿

1974年に建立。

わかりやすく巨大。

 

戦災で焼失した本堂を新たなデザインで再建した。

 

中では、中央に釈迦如来像が、両脇に善導像と法然像が飾られている。

 

「法要のため写真撮影はご遠慮ください」とあったので、写真は撮れなかった。

法要をしている様子はなかったので、もしかしたら方便かもしれない。

 

中の釈迦三尊像は、黒を基調とした空間でありながら、仏像や天蓋、さまざまな装飾が黄金に輝いて、非常に豪華絢爛な場所だった。

 

ぜひとも行ってみて欲しい。

 

 

 

大殿から境内を臨む。

 

 

安国殿

 

1974年に大殿が建立されるまでは、仮本堂としていた建物。

老朽化で2011年に建てなおした。

徳川家康の念持仏(個人が礼拝のために身近に安置した仏像)の「黒本尊」を安置。

 

背後には東京タワー。

 

 

 

安国殿の内部はこのように華麗に装飾されている。

極楽浄土の具現化だろうか。

 

 

 

大殿と安国殿を見たので、徳川将軍家墓所に向かう。

 

先ほど述べたとおり、6人の将軍の墓所がある。

二代・秀忠、六代・家宣、七代・家継、九代・家重、十二代・家慶、十四代・家茂だ。

 

世間で有名なのは、戦国と幕末に関わる秀忠と家茂だろうか。

それも見たいが、田沼意次が好きな私としては、家重も外せない。

 

 

墓所に着いた。

 

 

内部はこうなっている。

六代の墓所が並んでいる。

 

もともとは壮麗な霊廟が、それぞれの将軍にあった。

戦前は国宝に指定されていた。

しかし、空襲で燃えてしまい、現在の土地にまとめて改葬された。

 

 

 

秀忠と江の墓。

有名な夫妻。

 

徳川将軍家の墓地も見たので、外に出る。

 

 

大梵鐘

1673年に鋳造された。

東日本では最大級。

 

 

三解脱門のそばには「グラント松」がある。

南北戦争の英雄にして、十八代アメリカ大統領・ユリシーズ・グラントが、1879年に植えた。

 

松は、植えてから140年も経つとこんなに大きくなるのか。

 

 

増上寺徳川将軍家菩提寺としてふさわしい巨大で優美な寺院だ。

興味を持った方はぜひ行ってみてほしい。

赤坂氷川神社 大都会における憩いの社

 

前々回の神田明神前回の日枝神社に続いて、赤坂氷川神社に向かう。

赤坂氷川神社も、東京十社の一つだ。

ネットで調べたところ、日枝神社から徒歩でいけると見たので、徒歩で向かう。

 

 

都会である。

さすが赤坂だ。

 

神田明神日枝神社でだいぶ歩いたので、正直、つらかった。

梅雨でよく蒸す日だったのもあるだろう。

 

 

 

通り道に展示してあった勝海舟坂本竜馬の像。

勝海舟赤坂氷川神社のそばに住んでいた。

この像がある場所は、晩年に住んだ場所だ。

 

 

 

日枝神社から徒歩12分。

ようやく着いた。

 

ここから境内に入る。

 

私は徒歩で来たが、赤坂氷川神社は都会にあるため、最寄り駅が多い。

千代田線の赤坂駅日比谷線大江戸線六本木駅南北線六本木一丁目駅、銀座線の溜池山王駅が最寄りだ。

4つもあるのは、田舎ものには理解が難しい。

 

 

 

 

鳥居をくぐる。

緑豊か。

 

 

氷川神社

社伝によると、951年に東国を遊行していた蓮林僧正が開いた。

1730年に、徳川吉宗が現在地に移す。

 

御祭神は、素盞嗚尊(すさのおのみこと)、奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)、大己貴命(おおなむぢのみこと)の三柱。

素盞嗚尊は、ヤマタノオロチ退治で有名。

勇猛果敢な神だ。

 

 

茅の輪をくぐり参拝する。

 

 

楼門からみた社殿

 

 

 

社殿

オーソドックスな印象。

 

 

山車

派手で大きい。

説明書によると、神田明神日枝神社の天下祭りにならって、真ん中の猿の山車が巡行していたそうである。

 

 

私は特にこの金ぴかの山車が気に入った。

 

 

公園のような遊び場もある。

ご丁寧に遊具まで揃えている。

 

 

 

 

 

 

 

 

境内には摂社がたくさんある。
小さなサイズのものもある。

すべて見ようと思ったら相当歩く必要がある。

 

 

 

 

帰りは東参道から出る。

溜池山王駅へ向かう。

歩き疲れた。

 

赤坂氷川神社は、神社であると同時に、自然豊かな近所の人の憩いの場だと感じた。

 

 

今日の十社巡りは、ここまで。

 

残りはまた後日。

完全敗北!! FXデビュー

 

 

金融の見聞を深めるために、仮想通貨を買って、個別株にも手を出した。

それらに手を出してみると、知らなかった世界が広がって面白い。

 

インデックスがコアということを忘れずに楽しんでいきたい。

 

そして、今日の本題はFXだ。

 

FXも初めてみた。

取引するためにFX会社を選ぶ必要がある。

グーグル検索して、おすすめとして紹介されている「GMOクリック証券」を選んだ。

私は、おすすめには素直だ。

 

 

GMOクリック証券のFX口座に3万円を入れて、いざ始めようとした。

 

・・・資金が足りませんと出てくる。

 

なんで?

 

仕方ないのでYouTubeで使い方の例として紹介されたメキシコペソを買った。

今回は体験することだけが目的なので、2分後に売った。

 

 

5,500円の損失が確定しました!!

 

なんでや!!

何もしてへんやろ!!

 

さて、ここから調べた成果だ。

 

まず、FX会社には最小取引単位というものがある。

(そんなことすら知らずにはじめていた)

最小取引単位に達しなければ、そもそも取引を受け付けていない。

その数字は会社によって違う。

 

例をあげると、A社は100万ドルからしか取引を受け付けないが、B社は3万ドルから取引できる。

そして、GMOクリック証券は1万ドルが最小取引単位。

今の1ドルは、だいたい135円前後。

つまり、135万円なければ取引ができない。

大金だ。

 

ただ実際のところは、135万円がなくても取引ができる。

よく聞く、レバレッジを使うのだ。

FX会社に預け入れた金額の25倍まで取引ができる。

あたりまえだが、利益も損失もその分、跳ね上がる。

 

レバレッジの上限は25倍のため、GMOクリック証券でドルを取引するために必要な金額は、以下になる。

 

135円(ドル円レート) × 1万(最小通貨単位) ÷ 25 = 54,000円

 

54,000円なければ、ドルでの勝負の場にたてないのだ。

 

たったとしても、25倍の最大レバレッジがかかっているリスク最大の状態だ。

初心者がチュートリアルでやるものではない。

 

私はドルで取引できなかったのでペソで行った。

ペソの最小取引単位は10万だ。

1ペソ6.5円前後なので、65万円。

 

 

65万円 ÷ 3万円 = 21.67倍。

およそ22倍もレバレッジがかかっている状態でデビューした。

 

さらにFXには、スプレッドというものがある。

通貨のレートは売買の時、同じではなく、買うときは高くて、売るときは安くなる。

その差がスプレッドという。

FX会社に払う事実上の手数料だ。

 

GMOクリック証券のメキシコペソのスプレッドは0.2銭。

ドルと比べて、割合があきらかに大きい。

 

ドルもメキシコペソと同じく0.2銭だ。

だが、ドルは135円のうちの0.2銭なのに、メキシコペソは6.5円のうちの0.2銭だ。

割合が増えるので、手数料として払う金額も増えてしまう。

 

つまり私は、レバレッジをきかせまくって、スプレッドの割合が高い通貨でいきなりデビューした。

そのため、損をしたということだ。

 

 

以上のことは、5500円の損失が出た後に、調べて知った。

 

 

私が言いたいのは以下の3つだ。

 

初心者が始めたいなら、

①最小取引単位が小さいFX会社を選びましょう。

②スプレッドが小さいドル・円でやりましょう。

③ドル・円の中でもスプレッドが小さい会社を選びましょう。

 

ということで行きついたのが、「SBI FX トレード」。

GMOクリック証券は1万通貨単位、他の会社でも1000通貨が最小取引単位が基本だが、SBI FX トレードは1通貨単位ではじめることができる。

その上、ドル円のスプレッドは、1000ドルまでなら0.09銭と素晴らしい安さだ。

 

ダイレクトマーケティングを行っているようだが、初心者への入門としては、これ以上ない条件なので仕方ない。

 

少なくともいきなり1万ドルからでしかはじめられない会社よりは、よほど入門向きだろう。

 

まさにいま、3倍レバレッジをかけた取引を楽しんでいる。

損失が少なく、精神衛生上良い。

 

 

さて、デビュー戦では、5,500円損しただけになった。

最初からSBI FX トレードで初めていれば、そんな損はせずにすんだ。

 

だが、それは無駄ではない。

上記のことは、自分の懐を痛めたため、本気になって調べたために分かったことだ。

 

最小取引単位とスプレッドには、今後も敏感になるだろう。

この感覚は本を読んだだけでは得られない。

 

 

痛みを伴わない教訓には意義がない。

人は何かの犠牲なしには何も得ることはできないのだから。

日枝神社 南参道のエスカレーターと菊一文字則宗

 

前回は神田明神を見にいった。

次は、もう一つの東京十社日枝神社を目指す。

 

末広町駅に向かい、銀座線に乗る。

溜池山王駅でおり、そこから歩く。

 

日枝神社の最寄り駅は、千代田線の赤坂駅か、南北線・銀座線の溜池山王駅

電車からおりても、最寄りの出口まで、だいぶ歩いた。

 

 

 

最寄り出口からは徒歩3分。

すぐに南参道が見えてきた。

白い鳥居が美しい。

整備された階段の参道のわきには、なんとエスカレーターがある。

 

 

のぼりやすく整備されている。

バリアフリー

 

神田明神で歩いて疲れたので、エスカレーターでのぼる。

 

 

参道は橋のようになっており、下を道路が通っている。

 

階段も整備されていて、エスカレーターもあり、現代的な印象を受ける。

しかし、無粋ではない。

むしろ、白を基調とした気品を感じた。

 

最近はこの南参道からのぼる人が多く、メインのルートになりつつあるようだ。

一応、表参道は別にある。

 

 

境内に入る。

 

日枝神社

1478年に太田道灌が、川越山王社より勧請する。

1590年に江戸に移封された徳川家康が、江戸城の鎮守とした。

 

家康・秀忠・家光の代になるにつき、領地が増えていった。

だが、1657年に明暦の大火で社殿が焼け落ちてしまう。

そして、1659年の復興で現在の土地に建つようになった。

 

主祭神は、大山咋神(おおやまくいのかみ)。

比叡山の地主神である。

後に最澄が、比叡山天台宗の拠点にして、大山咋神を守護神とした。

そのため、日枝神社も全国に広がることになった。

 

 

 

 

拝殿

東京大空襲で焼失した。

1958年に再建。

銅の天井が特に美しい。

 

 

拝殿に参拝。

奥が暗い中、うっすら光ってとても神秘的。

幽玄を感じた。

 

 

 

回廊

 

 

 

宝物殿

日枝神社に収蔵されている宝物を展示。

祭りの人形や徳川家康徳川家光の朱印状などがある。

 

一番多いものは太刀。

6月と7月は、刀剣特別展だったようだ。

 

特に有名なものとして、菊一文字則宗が置いてある。

後鳥羽上皇に仕える刀鍛冶の筆頭・則宗が製作した。

国宝。

傑物・後鳥羽上皇沖田総司、瀬田宗次郎に思いを馳せて鑑賞。

 

 

 

私は南参道から入ってきた。

表参道から入ると、写真のように神門を通して拝殿がみえる。

 

 

 

表参道は、南参道とは違い、階段のみ。

ここから拝殿を通り、摂社へ向かう。

 

 

 

山王稲荷神社(左)と八坂神社・猿田彦神社(右)

左の山王稲荷神社は、東京大空襲で唯一焼けずに残った社殿。

 

摂社を見たので、退出する。

 

 

 

 

稲荷参道

赤い鳥居が続く。

テンションが上がる。

 

私は稲荷参道を使って、外に出た。

稲荷参道と入ってきた南参道、先ほどあげた表参道以外にも、もう一つの稲荷参道、西参道、裏参道(女坂)がある。

 

6つも参道があるのも珍しい。

 

日枝神社は、白い鳥居が美しく、拝殿も優美である。

現代的な美しさを持った神社である。

 

さて、ここで終わらない。

 

ここから赤坂氷川神社へ向かう。

そちらも東京十社だ。

(続きます)

神田明神 平将門とラブライブ!の聖地

 

「そうだ、神田明神に行こう」

ふと思い立った。

 

秋葉原に買い物に行くので、足を伸ばして神田明神へ向かうことにした。

秋葉原お茶の水方面にある東京十社の一つだ。

 

そばの湯島聖堂ニコライ堂は見たことがあるが、神田明神まで行ったことはない。

いい機会だ。

 

 

秋葉原駅の電気街口

土曜日というのに人が少ないように感じる。

午前10時と時間が早いからか、コロナの影響がまだあるからか。

 

買い物をすませて、神田明神に向かう。

 

 

通り道に湯島聖堂

今回の目的ではないので割愛。

 

 

 

いよいよ境内が見えてきた。

 

神田明神の一番の最寄りは、お茶の水駅で徒歩5分。

私は秋葉原駅の電気街口より来た。

その場合は徒歩7分

 

 

 

隨神門

ここをくぐると境内。

1975年に建立された。

とても派手な門である。

 

 

 

境内に入る。

 

神田明神

正式名称は、神田神社

 

730年に出雲氏族が、今の東京・大手町付近に創建したのがはじまり。

江戸城の増築にともない場所が変わり、今の場所に来たのは1616年

 

御祭神は、大己貴命(おおなむちのみこと)。

別名、大国主命

因幡の白兎や国譲りで有名な出雲大社の御祭神だ。

出雲系氏族が建てたというからいかにも。

 

 

 

だいこく様尊像

高さ6.6m。大きい。

だいこく様こと大黒天は、神仏習合大己貴命と同一とされている。

 

 

茅の輪をくぐって、御神殿に向かう。

 

 

 

御神殿

1934年に建てられた。

当時としては珍しい鉄筋コンクリート造。

そのため、東京大空襲焼夷弾が落ちても耐え抜いた。

 

近寄ってみても鉄筋コンクリートとはまったく見えない。

木でできているように見える。

 

 

御神殿では、参拝者のため、ミストが出ている。

 

神様に日ごろの、感謝を込めて参拝する。

 

 

さて、先ほど、神田明神大己貴命を祀っているといった。

だが、それのみではない。

少彦名命平将門命があわせて祀られている。

 

かつて、飢饉がおきて、原因が平将門のたたりといわれた。

鎮めるために、1309年に平将門大己貴命と合わせて祀られるようになった。

 

明治維新後、明治天皇が参拝することになった。

その際、逆臣が祀られていては差しさわりがあるということで、摂社に移された。

その時に、将門と入れ替わるように、少彦名命が祀られた。

戦後になって、1984年にふたたび本殿に祀られるようになった。

 

私は平将門が好きだ。

日本史は、摂政・関白・将軍など名目は臣下だけど、事実上のトップがいるケースが多い。

 

今、大河ドラマが放映している北条氏などは、さらにすごい。

天皇の部下である将軍。

将軍の部下である執権。

その執権自身ではなく、執権を出した一族の長(得宗)が、日本で一番権力を持っている体制を作った。

 

そんな中、平将門は、朝廷に対し反乱を起こした。

正確にいえば、直接朝廷に弓をひいたわけでなく、今の関東地方を朝廷から切り離して、独立を宣言した。

 

将門は自身を「新皇」と名乗った。

名目と実質が違うことが当然となっている中で、自分が一番強くて偉いから、新皇という称号を作る。

非常にわかりやすい快男児である。

 

 

御神殿の参拝が終わったので、境内を散策する。

 

 

 

石獅子

強く水が落ちてくる。

近寄ると多少かかる。

見ているだけで涼しげ。

 

 

 

いい絵馬のデザインしてるじゃないかよ。

ライブライブ!だろ?

 

ラブライブ!」は、舞台となっている高校が、秋葉原・神田・神保町という3つの街のはざまにある設定。
メインキャラの一人が、神田明神で手伝いをしていて、神田明神も劇中にも登場する。

そのため、ファンの「聖地」となっている。

 

絵馬のデザインとしては、大己貴命が白兎を助けている様子が描かれているものもある。

 

 

 

神田明神文化交流館

境内にある4階建ての建物。

大きなホールがある。

一階ではお土産が買え、お茶も飲める。

地下一回はお手洗いとベンチがあり、休むのに丁度いい。

 

 

 

銭形平次の碑

銭形平次捕物控」の主人公・銭形平次は明神界隈を舞台に活躍していた。

 

 

 

出る時は裏参道を使った。

 

神田明神をじっくり見ることがだきた。

さて、せっかくここまで来たので、終わらない。

 

東京十社の一つである、日枝神社に向かう。

(続きます)

【22/06/15購入】ついにそろった精鋭・10銘柄 ―日本株・高配当投資―

 

 

インデックス投資では額面の数字が増えるだけで実感がない」

「キャッシュが欲しい」

そういう思いで、高配当の個別株投資を始じめたい。

 

銘柄選定を続けて、6月13日から15日にかけて買いにいった。

10銘柄の購入が完了したので発表したい。

 

テーマは高配当と安定。

 

・PER

・PBR

・EPS

配当利回り

自己資本比率

・配当性向

 

この辺りを特にチェックした。

 

買った金額は、10銘柄すべて等しい。

※数字は私が購入した日にもとづく。

 最初の8件は6月14日、最後の2件は15日の終値ベース

 

【9432】NTT

・予想PER    11.52倍

・予想PBR      1.66倍

・予想配当利回り  3.1%

 

国内通信事業の最大手。

NTT東日本・西日本、NTTドコモNTTデータを傘下に持つ売上12兆円の巨大企業。

売上高もEPSも2010年からずっと右肩上がり。

昨年の携帯料金値下げも難なく乗りこえた。

 

弱点という弱点が正直見当たらない。

強いて言えば、配当利回りが3.1%と高配当投資としては若干物足りないことくらいか。

安定的な成長と配当を期待する。

 

 

【8316】三井住友ファイナンシャルグループ

・予想PER     7.32倍

・予想PBR      0.45倍

・予想配当利回り  5.5%

 

三井住友銀行三井住友カードSMBC日興証券を傘下に持つ。

三菱UFJ、みずほとともに3大金融グループの一つ。

 

PERとPBRが低く、配当利回りが5.5%と高い点が魅力だ。

PBRが0.45倍ということは、仮に今解散したら、2倍以上、私のもとに還元される。

 

2008年度は最終赤字だったが、2009年度からは最終黒字続き。

EPSは、コロナの影響が強い2020年度以外は、500円強で安定している。

その2020年度すら、374円もある。

EPSが安定しているということは成長性に乏しいということかもしれない。

だが、それでも割安すぎる。

特に、配当利回り5.5%は非常に高い。

今後も配当を出し続けてほしい。

 

【2914】JT

・予想PER     11.92倍

・予想PBR      1.51倍

・予想配当利回り  6.27%

 

日本のタバコ製造を独占する高配当株の長年のエース。

配当利回りランキング上位常連。

配当利回りは驚異の6.27%、非常に高い。

この高さは、長年続いている。

一方、EPSは200円前後で安定している。

営業利益率も安定して20%を超えている、収益構造の強い会社である。

 

嫌煙ムードの高まりは懸案だが、最近はむしろ海外で稼いでいる。

2021年は、海外が国内の3倍の規模となっている。

直近のネックはむしろ、ウクライナ紛争。

2022年の業績想定において、営業利益ベースでロシア市場が占める割合は15%。

国際情勢によっては、これが0になってもまったく不思議でない。

注視が必要だろう。

 

 

【8001】伊藤忠商事

・予想PER      7.87倍

・予想PBR      1.31倍

・予想配当利回り  3.47%

 

総合商社の大手。

機械・住生活・情報・金融などの非資源に強く、収益源を多角化している。

ファミリーマートの大株主でもある。

EPSもここ5年は右肩あがり。

配当は10年連続増配だが、配当性向は20~30%前半であり、無理して出しているわけではない。

自己資本比率も高めつつあり、2021年度は34.6%だ。

大きな懸念点は、特にない。

 

 

【1928】積水ハウス

・予想PER      9.90倍

・予想PBR      1.07倍

・予想配当利回り  4.03%

 

戸建て住宅の最大手。

自己資本比率が52.6%と高い。

13年増配傾向にあるのが魅力。

配当性向も50%未満で、無理をして出している数値ではない。

建設業は景気敏感な業種である。

だが、その中にあって、2010年度からEPSが伸び続けている。

成長・安定両面で期待したい。

 

 

【4503】アステラス製薬

・予想PER     17.79倍

・予想PBR      2.53倍

・予想配当利回り  2.96%

 

2005年の発足以来、一度も減配していない国内2位の製薬大手。

泌尿器、移植分野に特に強い。

売上高の海外比率は80%にのぼる。

営業利益率も、常時10%越えの安定した収益構造。

自己資本比率も62.6%と財務基盤も非常に固い。

 

製薬というディフェンシブな業種と固い財務基盤で安定的な配当を今後も期待したい。

 

 

【1605】INPEX

・予想PER      7.14倍

・予想PBR      0.77倍

・予想配当利回り  3.13%

 

資源開発の国内最大手。

アメリカ・アブダビカザフスタンインドネシアなど世界各国で石油・天然ガスを開発している。

燃料価格高騰の際は大いに恩恵を受ける企業だ。

逆に低下している際はダメージを受けてしまう。

2020年度のコロナ禍では1,117億円の最終赤字となった。

しかし、リーマンショックもあった2007年度以降で、それ以外の年はすべて最終黒字を計上している。

カーボンニュートラルが進んでも化石燃料の重要性は変わらないと考える。

自己資本比率60.6%と高く、PBRが0.77倍と低い。

今後の伸びを期待する。

 

 

【8766】東京海上ホールディングス

・予想PER     11.78倍

・予想PBR      1.26倍

・予想配当利回り  4.00%

 

自動車保険、火災保険などの損害保険の最大手。

EPSは、東日本大震災の影響が強かった2011年度から増加傾向にある。

ただ、コロナ禍の2020年度だけはやや下げてしまった。

一方、配当は2009年度から、増配か維持を続けている。

今後も安定した増配を期待したい。

 

 

【9511】沖縄電力

・予想PER     31.52倍

・予想PBR      0.42倍

・予想配当利回り  4.92%

 

その名の通り、沖縄の電力会社。

もともと原発がなかったので、東日本大震災以降の原発の長期停止の影響を受けなかった。

石炭・石油・LNGの火力発電が中心だ。

自己資本比率は35.7%で、電力会社の中で屈指の高さ。

EPSは60円から150円の間を行ったり来たりしている。

成長性よりも安定性を評価した。

 

PERの高さは、2022年2月から化石燃料の値上がりを受けたからである。

燃料の値上げと電力料金の値上げには、タイムラグが発生してしまう。

今年度は化石燃料の値上がりと円安を反映した電気料金となっている。

 

化石燃料が値下がりすれば利益となる会社である。

値上がりが利益となるINPEXと両方持っていてることはバランスが取れていると思う。

 

 

【4452】花王

・予想PER     20.57倍

・予想PBR      2.50倍

・予想配当利回り  2.90%

 

石鹸、シャンプー、洗剤などのトイレタリー(日用品)最大手。

32期連続増配という日本の連続増配のキング。

2022年度も増配予定であることが公表されている。

 

その増配の実績でわかるように株主還元意識が非常に高い。

ただ、PER・PBRともに今まで紹介した企業とくらべても割高だ。

それは投資家の信頼の現れ。

むしろPER20倍台で変えるのは珍しいそうだ。

EPSは、2015年度から、200円~300円の間を行き来している。

自己資本比率が56.6%と高い。

ぜひともアメリカン・ステイツ・ウォーターのように67年連続増配を目指してほしい。

 

 

以上、10社が私が買った銘柄だ。

 

業種はバラバラ。

ディフェンシブな業種が6割と安定志向なポートフォリオである。

(ÑTT・JTアステラス製薬東京海上ホールディングス沖縄電力花王

 

手間暇かけて選定した愛着ある会社たちだ。

個別株への愛というのは、投資家にとってはタブーかもしれないが、ついつい抱いてしまう。

30年後も存続する企業たちであってほしい。

1時間で入門!失敗しない仮想通貨投資の始め方: ド素人でも仮想通貨で資産形成するための入門書  書評

 

 

今日は、電子書籍「1時間で入門!失敗しない仮想通貨投資の始め方」をレビューしたい。

先日書いたが、私も仮想通貨デビューをした。
コインチェックで3万円ほどビットコインを購入した。

だが、世間で話題だから、とりあえず買ってみた程度である。
仮想通貨というものがどういうものかまったく理解していない。
私だけでなく、世間ではこういう人は結構多いのではないかと思っている。


名著「バビロン大富豪の教え」にも、「自分が理解していない商いに投資してしまう持ち主からは黄金は離れていくだろう」と書いてある。
まさしく金言である。


仮想通貨とは何なのか、理解するために本著を読んでみた。


著者は、はやたす氏。
現役のエンジニアで、企業のデータ分析に携わるフリーのデータサイエンティストだ。
Twitterやブログなどで、ITや仮想通貨について発信している。


本書は、テクノロジーがベースになっている仮想通貨の世界を、現役エンジニアの著者が分かりやすく解説している本だ。

仮想通貨と電子マネーの違いから始まる。
基礎中の基礎から丁寧に書かれている。

私は仮想通貨について、それまで断片的な知識しかなかった。
本著は、情報が整理されている。
価格の変動、管理者の不在など、SuicaやPayPayなどの電子マネーとどう違うかわかりやすく書かれている。
仮想通貨の基礎知識を身につけられた。


ビットコインについては、特に記載が多い。
半減期がある点、発行上限が少ない点、法定通貨化されている点などが書かれている。

それらのことはYouTubeなどで聞いたことはあった。
しかし、断片的にしか知らなかった。
あらためて体系的に整理して知ることができた。


ビットコイン以外の仮想通貨も紹介されている。
イーサ、テザー、ソル、リップルだ。
ここはビットコインほど細かく書かれてはいないが、それぞれの概略をつかめた。

この中で興味を持ったところがあれば、読者自身が調べるべきというスタンスなのだろう。

本書の記載でイーサとソルには興味を持ったので、今後調べていきたい。


取引所と販売所の違い、課税範囲など分からなかった基礎的なことを知った。
口座を開くならどこがいいかなど具体的なことも詳細に書いてある。


最後に仮想通貨の投資戦略をどうすればよいか書かれていた。
著者は、レバレッジなどをかけずに余剰資金で行うべきということを繰り返している。
そして、絶対に儲かるものなどはなく、徹底的に情報収集して自己責任で行うという述べている。
まったくその通りであり、肝に銘じておきたい。

 

また、本著は、2022年4月に出版されてる。
最近の事例も書かれていて、情報が新しいことも魅力の一つだ。

読むやすい文章で、内容もわかりやすい。
タイトルは「1時間で入門」とあるが、スラスラ読め、40分で読み終わった。

 

本書は、仮想通貨そのものの解説やビットコインの概要、具体的な始め方や投資スタンスなど幅広くカバーしている。

仮想通貨の入門として、非常に優れた本である。

仮想通貨を買いたいと思っている人や、すでに買った人、買うつもりは一切ないけど知識として興味がある人にもおすすめしたい。

 

本著から得られた知識をベースに、今後も勉強していきたい。
仮想通貨というものをどう捉えるべきか、ブロックチェーンはどうなっていくかを考えながら、どのくらい投資するかの結論を出していきたい。